コロナ禍での入学生に聞く
メリークリスマス!入試広報課の西岡です。
まもなく2020年も終わり…1年が過ぎるのがあっという間ですね。
今回は、コロナ禍で入学してくれた1年生に、春からの大学生活を振り返ってもらいました。
この日話を聞かせてくれたのは、5名の学生たち。
-そもそも入学式が無かったよね?-
「無かったです!」
「でも、スーツは買いました!」
「県外出身なんですけど、ガイダンスが2日間だけあったので、それだけ出席して、実家に帰りました。」
–高校の卒業式はあったのかな?-
「(みんな)ありました!」
-せめて卒業式があったのは良かったね。
私たち大学職員からみると、
“今年の1年生は入学式や新入生歓迎行事やオリゼミ…とにかく色々できないし、授業もオンラインから始まって、みんなかわいそう”
って思ってたんだけど、どうかな?-
「…大学生活自体が初めてだから、これがいいとか悪いとか、よくわからない。」
「他大学に進学した友だちもみんなそうだったから、一緒だなっていう感じ。」
「県外だとずっと対面授業の大学もあったみたいなので、場所によるんだなと。」
-なるほどね。大学ってこんなもんかな、って思いながら過ごす人が多かったのかもね。前期は基本がオンライン授業だったけど、受講してみてどうだった?-
「とにかく疲れた…。」
「身体が疲れるんじゃなくて、目と精神が疲れるっていう感じ。」
「わかるー!」
「最初はTeams(オンライン授業のアプリ)の操作がよくわからなくて、でも、友だちに聞くこともできないし、パニック!」
「そうそう。特に教養の英語の授業は、外国人の先生が英語で授業をすすめるから、ついていくのが大変だった。」
「名前を呼ばれているのはわかるんだけど。あとの言葉がわからなくて…とにかくよく聴いて、YESとOKで何とか乗り切って、慣れていったっていう。」
-慣れるまで大変だったんだね。-
「でも、慣れてきたら、顔を出さない授業はスウェットで受けてたり。」
「英語の授業は必ず顔を出しての受講だから、ちゃんとメイクしていたし、部屋の中での光の角度とか気にしたりして♡」
「起きたら授業10分前なんてこともありました!」
「あるある!」
-それは!対面授業だったら完全に遅刻だね。
オンライン授業ばっかりの日は一日家にいたと思うけど、家族の反応とかは?-
「太るよって。」
「ちょっとぐらい外出なさいよって言われてました。」
-しばらくして、一部だけど対面授業が始まったよね。-
「『運動学演習』ですね。」
「オンライン授業で声しか聞いていなかったから、実際に会っても最初は顔がわからなくて『誰?』みたいな。」
-対面授業になって友だちが増えた感じ?-
「ですね!」
「学内のサークルの情報も共有したりして、輪が広がった感じです。」
-そうこうして、前期が終わって…。前期のまとめは課題提出?テスト?-
「オンラインでも対面でもテストがありました。」
「レポートでは図書館で調べるような内容もあったりして、家だけでは終わらないものもありましたね。」
-9月末に後期が始まって、対面授業が本格的にスタートして。どう思った?-
「通学の電車が混んでいて、めっちゃ密。朝は特にもみくちゃ…。」
「授業や部活が終わって帰宅すると夜遅くて、どっと疲れます…。」
「対面授業だと肉体が疲れる。それがオンラインと違うところ。」
-オンライン授業の方がよかったの?-
「いや、会えるほうがいい!」
「絶対対面授業がいい!」
「たまにオンライン授業もある、併用がいいかな。」
「安心感が半端ないので、対面授業で。」
「隣の人と気軽に話せるのが対面授業のいいところ。」
「人の顔が見えるって大事なことなんだとわかりました。」
-オンライン授業も対面授業も経験して、大学での授業ってどうかな?-
「高校までと全然違う。『わかった!』じゃなくて、正解がないというか、『なるほど!』っていう感じ。」
「暗記ではなくて、自分の考えを広げるっていう学び方かな。」
「覚えないといけないものもあるけど、単語じゃなくて、もっともっと長くなった。」
–コロナが収束したら、何したい?-
「高校の卒業旅行に行けなかったから、ディズニーランドに旅行に行きたい!」
「京都に行きたい!着物を着て、抹茶飲んで、映えたい!」
「ライブに行きたい!遠征したい!」
「母校の部活に顔を出したい!」
「留学したい!」
-最後に、これから頑張りたいことを宣言してください!-
「ピアノを頑張りたい!」
「勉強と部活と自動車学校と私生活…全部頑張りたい!」
「授業の事後学修を溜めないで、すぐに取り組む!」
「小学校教員をめざして、苦手な科目を小学校の教科書から読み直して勉強する!」
「留学に向けて、英語を勉強する!」