在学生紹介#007「書道部で活躍する学生」

みなさん、こんにちは!入試広報課の平上です。

今回は書道部で活躍する学生をレポートします。

 

役職・名前・所属

■部長 栗栖 海七さん

 

■副部長 片山 智貴さん

書道部について教えてください。

部員数:4年生4人、3年生5人、2年生4人、1年生5人

顧 問:教育学部 森 哲之 教授

活動日:毎週月曜日・木曜日16:30〜

活動内容:書道作品制作(古典臨書・創作)、書道パフォーマンス練習

 

栗栖)書道部では主に各種展覧会への作品出展、「文教文化展」や「文教祭」などの作品発表に向けて、個人作品の臨書や創作を行っています。

また、外部からの依頼を受け、地域のイベントや行事で書道パフォーマンスをすることもあります。

 

平上)部活動中はどんな雰囲気ですか。

片山)古典臨書など、集中して書いているときは真剣で静かな雰囲気ですが、書道パフォーマンスの練習や談話をする時は、学年を跨いで会話や笑顔が飛び交います。

)臨書(りんしょ)=書の古典資料等を見て書き学ぶこと

栗栖)日ごろの活動では、顧問の森先生に書いていただいたお手本も参考にしながら、古典の原本をしっかり観察して作品を制作しています。

片山)書道パフォーマンスの練習では、経験豊富な2年生から4年生を中心に、下級生に字形や筆使い、動き等を指導しています。

 

活動目的を教えてください。

栗栖)1つ目は、「自己研鑽」です。書道に取り組むことで技法を鍛え、集中力、分析力を磨きます。

2つ目は、書道パフォーマンスで「想いを伝える」ことです。書道は自己表現の芸術だと思います。部員それぞれが書に想いをのせながら、テーマに沿って表現します。私たちの表現が多くの人に届くよう活動しています。

平上)”自己表現の芸術”とは、奥が深そうです。

片山)書道に親しみをもって書いていく中で、自分自身が文字の奥深さや面白さを見出していけるのも、魅力の一つです。

 

書道をはじめたきっかけ

平上)お二人が書道に興味を持ち始めたのはいつからですか。

栗栖)小学生になる前、綺麗な字を書きたいと書道教室に入ったのがきっかけでした。周りの書に心を揺さぶられ、真似て書くのが楽しかったです。

広島文教大学へ入学後、書道部の先輩による大迫力のパフォーマンスと、魂が篭もった書に魅了され、書道部へ入部しました。

平上)片山さんのエピソードを教えてください。

片山)両親や祖父が書道をしていたこともあり、幼い頃から書の美しさを意識するよう教わってきました。綺麗な字を真似ていくうちにバランスが整いはじめ、次第に書くことが好きになりました。

書道を本格的に始めたのは大学からです。入学後「オリゼミ」というレクリエーションがあり、当時の書道部 部長 竹岡さんが声をかけてくださったことが、きっかけになりました。

平上)お二人とも、活躍する先輩の姿に影響されたんですね。

 

書道を通して身についた力を教えてください。

栗栖)書を分析し、感性を育て、書道パフォーマンス等で自分の想いを表すことは、自己を表現する力になります。また、書道部の部長を務めていることもあり、リーダーシップ(人をまとめる力)が身につきました。

片山)古典臨書を中心に、字のバランスや特徴を意識することで、バランスの良い字を書く力や観察力が身に付きました。また、失敗の許されない作品づくりでは、集中力が身につきました。

平上)書道部全体では、何か工夫していることはありますか。

栗栖)書道部は、”書表現の個性”が異なる部員が集まっています。「書道パフォーマンス」では、一人ひとりの魅力を発揮するために、文字の大きさなど統一感のルールはあっても、自由な書表現を尊重するなどの工夫をしています。

片山)みんなで協力していく中で、壁にぶつかることもあればうまくいかない時もあります。しかし、逆境の中でも諦めない、協働する力のある書道部だと感じています。

また、自分たちで一からパフォーマンスの計画を練るなど、主体性が求められる場も多く、率先して行動する力が身に付く場だと思います。

 

書道を一文字で表すと

 栗栖)「魅」です。書道には魅力がたくさんあります。

書道は真摯に取り組むことで確実に上達します。感性や芸術性を磨くことができ、字に表現することができます。

 

片山) 「統」 です。統一の統という字で、古典臨書は書人の書の特徴をじっくり見て掴みながら、なおかつ集中して書かなければならない、精神を統一するという意味でこの漢字を選びました。

また、「統」には「集まって一つになる」という意味があるので、みんなで大きな作品を作る際には、部員みんなの良さを集め寄って1つの作品を作り上げるということでぴったりだと思いこの字にしました。

 

今後の目標について

栗栖・片山)古典臨書で各種展覧会での入賞を目指しつつ、書道パフォーマンスで私たちの活躍や想いを広めていきたいです。

平上)2022年は、フタバ図書 TSUTAYA GIGA上安店主催の「書道パフォーマンス」に出演されましたね!他にも出演がありましたか。

栗栖)2023年7月21日(金)日本臨床工学会様の依頼による、オープニングイベントの書道パフォーマンスを広島国際会議場の大会場で行い、2023年7月23日(日)のオープンキャンパスでも「書道パフォーマンス」を行いました。

片山)今後は大学祭や、「2023書道パフォーマンス・カーター大会 inこうぬ」初挑戦に向けて準備を進めているところです。

栗栖)今後も、気合を入れて挑んでいきたいと思います!

 

▼広島国際会議場でのパフォーマンス

▼学内でのパフォーマンス

 

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最後に告知などがあればどうぞ!

Instagramのアカウント(広島文教大学 書道部:@bunkyo_shodo)では、日頃の練習風景や宣伝等、随時更新しています!

是非、フォローして投稿をチェックしてみてください!

今後も部員全員で協力しながら、良い作品を作っていけるように練習に励んでいきますので、これからも応援の程よろしくお願いいたします!

 

↓書道部Instagram↓

 

(以前の書道部の取り組み:リンク)

広島グリーンアリーナで書道部がパフォーマンスを行いました。

https://www.h-bunkyo.ac.jp/university/report/event/12087/

ライオンズクラブ国際協会主催「第58回東洋・東南アジア(OSEAL)ライオンズ・フォーラム」の開会式。様々な国から約1万人の来場があり、約12分間の大迫力のパフォーマンス。書道部のパフォーマンス作品は約6m×6mの大きさ。動画、写真による紹介。

 

書道部が「フタバ図書上安店」で書道パフォーマンスを実施。

https://www.h-bunkyo.ac.jp/university/report/event/20563/

YOASOBIの「群青」と「三原色」の曲に合わせた4m×8mの書道パフォーマンスを披露。2つ目に「限界突破」の大書も。動画、写真による紹介。

 

取材:2023年8月

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koho_Hira
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