在学生紹介#004 「和太鼓部”仁”で活躍する学生」

みなさん、こんにちは!入試広報課のひらかみです!

 

広島文教大学にはいろんなクラブ・サークルがあり、

夕方になると元気な声や楽器の音が聞こえてきます!

皆さん、生き生きとクラブ・サークルに取り組んでいます!

 

・・・今回は、その中でも特に全身のエネルギーを使う和太鼓部!の演奏に魅了された…

和太鼓部”仁”(じん)の部員お二人に話をうかがいました。

 

■和太鼓部 “仁”(じん)

【左】人間科学部 人間福祉学科4年

西元 恒生さん 出身校:広島県私立崇徳高等学校

 

【右】人間科学部 グローバルコミュニケーション学科2年

西田 京介さん 出身校:広島市立広島商業高等学校

 

■西元—「演奏はみんなで作っていくものです。」

 

 西元

 「和太鼓部の部員数は現在、

      ▶4年生…7名

      ▶3年生…2名

      ▶2年生…3名

      ▶1年生…5名の構成です。」

 

 

🎤レポ「合計17名!練習はどれくらいのペースですか。」

 

西元「活動日は基本的に火・木・土曜日で、週3回行っています。個人練習から全体練習まで、演目の完成度に合わせて内容を変えていきます。」

「先輩後輩に関係なく気づきを教えあい、みんなで演奏を作っていく部活です。」

 

■”仁”(じん)の由来は?

 

🎤レポ「”仁”(じん)という名前ですが、この漢字には人の内面を意味することもありますよね。 和太鼓部の名前になった由来を知りたいです。」

 

西元「名前に込めた思いは、人生のどん底に落ちた男が努力・精進していく。そして、和太鼓を通じて仲間や色々な人と関わる中で

 和太鼓の技術だけではなく人として成長することを決意してこの名を決めました。“仁”(じん)という名前の演目もあります。」

 

🎤レポ「素敵ですね!技術はもちろん、心を磨くことも怠らないんですね。

 

西元「活動目的として”雲外蒼天”(うんがいそうてん)を意識しています。

その名の通り、

辛い時もあるけどみんなで支え合って高め合って、心で演奏しています。

写真:練習中 後列から全員に声をかける西元さん

🎤レポ「素敵ですね!和太鼓を通して特に成長できたと感じるところは?

 

西元「技術だけではなく人間性を高めるために、まずは感謝から始めます。

 挨拶や礼儀、関係者との接し方(仲間、大学の先生、主催者・地域の方々など)

 優先順位のつけ方(勉強・バイトの両立など)、集団でのルール(部活の準備・片付け、施設の使い方)など、社会の中で学ぶ力を和太鼓から習得できました。」

 

🎤レポ「まさに広島文教大学の教育理念『心を育て 人を育てる「育心育人」(いくしんいくじん)』にも繋がっていますね!

 

■西田—「入部のきっかけは〇〇〇〇でした。」

 

🎤レポ「次は2年生の西田さんに質問です。入部のきっかけを教えてください。」

 

西田「私がクラブ・サークル選びを迷っているときに、友達に和太鼓部の見学に行こうと誘われ、興味本位でついていきました。」

 

🎤レポ「運命を感じますね~。」

 

西田「その日、和太鼓部の皆さんが”絆”という演目を披露してくださり、僕はその激しくカッコイイ演奏に心を奪われ“一目惚れ”しました!」

 

🎤レポ「心で奏でる和太鼓が胸に刺さったんですね!」

 

西田「和太鼓部で汗を流し、カッコイイ部員の一員として曲を演奏してみたいと思い、すぐに入部しました!」

 

🎤レポ「私も和太鼓部”仁”(じん)の奏でる太鼓の音色には、人を惹きつける不思議な力があると思います!」

▲和太鼓部の練習風景  [左]西田さん [右]西元さん

 

■「努力」が大学生活を充実させる

 

🎤レポ「入部されてから、この1年間はいかがでしたか。」

 

西田「一言でいうと“楽しかった”です!週2~3回の練習を通して生活にメリハリがつき、大学生活が充実しています。」

 

写真:入部体験会の参加者に叩き方を説明する西田さん

西田「和太鼓部はきついクラブですが、そのぶん成長を感じられる部活です。

 4年間の学生生活を、アルバイトやクラブ・サークルなど、何に注力するかは人それぞれです。

 

 何をするにせよ、後悔のない先を見通した大学生活を送りたいと思います。」

 

🎤レポ「とても素敵な言葉です。大学生活だけでなく、すべてに通ずる考え方だと思います。」

 

■標的があるからこそ、力強く正確な矢を放てる

 

🎤レポ「最後に、今後の目標を教えてください!

 

西元今後の目標は2つあります!」

 ①演奏の課題を部員全員で乗り越えていくこと

  今年の11月に沖縄で開催される「美ら島おきなわ文化祭2022”太鼓の祭典”」に向けて、和太鼓奏者としても一人の人間としても成長できるよう切磋琢磨していきます。

 

 ②和太鼓部”仁”(じん)を後輩に引き継ぐこと

  広島文教大学と言えば「和太鼓」と言っていただけるくらい大きな存在になれたのも、先輩方が何代にもわたって伝統を継承してくださったからです。この伝統を終わらせるわけにはいきません。現在4年生の私から率先して後輩に継承していきます。

 

🎤レポ「素敵な目標ですね!和太鼓部”仁”(じん)の皆さんなら必ず成し遂げることができます!

 

■取材を終えて—「和太鼓で志す、ココロザス。」

 

取材が終わると、いつもよりどこか自分の心が躍動しているのを感じました。

彼らの演奏は舞台の上だけではなく、何気ない日常の中に響いているのだと気づかされました。

 

 

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koho_Hira
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