インターンシップ体験記

こんにちは!入試広報課の西岡です。
今回は、「インターンシップ」に積極的に取り組んでいる、グローバルコミュニケーション学科の学生にお話を伺いました。

-インターンシップとは?

インターンシップとは、企業や官公庁、施設などでの就業体験(現場実習)のことです。現場での体験を通して、社会人としての生き方について考え、自身の職業適性や興味関心を知るための貴重な機会となります。広島文教大学では、1)授業科目としてのインターンシップ 2)自主応募(授業科目以外の)インターンシップ を実施しています。

<参考>
*広島文教大学授業科目「インターンシップ」(担当:小原寿美)シラバス・授業のねらいと概要より抜粋
「インターンシップ」では、企業等における実際の活動を体験することによって「社会・人間・仕事・環境」について総合的に考えるための視点を養います。現役職業人の生の声を聞き、刻々と変化する現場の状況を肌で感じる体験は、インターンシップ参加者にとって、大学の教室内での授業によっては得られない貴重な学びとなることでしょう。


プロフィール
人間科学部 グローバルコミュニケーション学科2年
掛谷 理湖さん
広島県・広島国際学院高等学校 出身

-今回、授業科目としてのインターンシップに参加したんだよね?どうしてこの授業を履修してみようと思ったのでしょうか?

私はもともと働くということにとても興味があり、早く自立したいと“社会人”に憧れる気持ちも強かったので、この授業の履修を決めました。
また、将来就きたい業種や職種を考えている最中なので、インターンシップに参加すれば色々なことを体験でき、社会を知ることができるいい機会だと思ったことも理由の一つです。

-どんな企業のインターンシップに参加したのでしょうか?

IT系の企業です。プログラミングスクールを運営している『株式会社テックアイエス』https://techis.jp/です。

-どうして『株式会社テックアイエス』を選びましたか?ITに興味があったのでしょうか?

いえ、もともとITに興味があったわけではないです。インターンシップにあたって、各企業様からたくさん“こんなことをインターンでやりますよ”というご案内をいただきました。その中で、『株式会社テックアイエス』のプログラムが、「企画」や「プレゼンテーション」を行うという内容で、他の企業と比べると少し違っていて、なんだか面白そうだと思いました。

-実際にはどんな内容だったのでしょうか?

実習期間は5日間で、広島県内の複数の大学から、自分を含めて15人位の学生が参加していました。座学でIT業界のことを教わったり、オンラインで全国の先輩社員さんのお話を聞いたり、学生同士でディスカッションをしたり、プログラミングスクールの体験会をしたりするなど、毎日もりだくさんのプログラムでした。

-印象に残っているプログラムはありますか?

研修初日に、自己分析として自分の20年を振り返ったことです。
キャリア関係の授業では自己分析をしているものの、十分自分事としてとらえきれておらず…(笑)。改めて自分を深く見つめ直す機会を、このインターンシップでいただきました。
例えば、私は小学生の時からずっとダンスを続けているんですけど、そういった“これまでこういう人生を歩んできた、こういう人です!”というのをまとめて、他の人と共有しました。

-自分で自分を知って、周りのみんなに紹介したんですね。

そうですね。私は、案外人前で話すことが得意だとか、PowerPointでプレゼン資料を作るのが結構好きだとか、今まで気づかなかった自分の長所に気づけましたね。それを周りのみんなと共有して、それぞれの強みや共通点を見つけることができました。
そのことが、グループワークを進めるうえで、役割分担や協力体制に生かせたと思います。

-他に印象に残っているプログラムはありますか?

オンラインで、社長さんや広島以外の拠点の社員の方々とお話させてもらったことですね。社長さんの熱意やお考え、色々な職種の方の仕事内容や仕事へのやりがいなどをお聞きすることができて、とても刺激になりましたし、勉強になりました。

-5日間のインターンシップをとおして学んだことは?

実習に行くまでITについてよく知らなかったのですが、「プログラミングがいかに重要か」ということを学びました。
また、働くときに、「目の前の人に全力で向き合うこと」「積極性」「ヒアリング力」が大切だと学びました。

-現在は長期インターンシップに取り組んでいるんですよね?

5日間のインターンシップを終えてから、声をかけていただきました。『株式会社テックアイエス』のスタッフの方々の熱意や人柄にとても惹かれていたので、とてもうれしかったです。

-企業の一員として勤務させていただくなかで、何か身についたことはありますか?

始業時に各自がTODOリストを作成してメンバーで共有し、終業時にはどれだけリストがこなせて、何が持ち越しになったかを確認するようになっているんです。これは業務の中だけでなく、自分の生活の中でも生かせています。例えば、授業レポートの提出期限の管理とか。あと、すぐにメモをとるくせも身につきました。他の友だちにも教えてあげたいと思います。

-いいですね!私も参考にさせてもらいます。
では最後に、インターンシップに興味のある人に向けてメッセージをお願いします。

初めての体験なので緊張すると思いますが、「受け身にならず積極的に発言すること」「何事も考えるだけでなく行動に移すこと」を心がけて、ぜひ前向きに参加してもらいたいです!
また、インターンシップに興味が無くても、今の時点で明確にやりたいことがない人や将来に不安のある人にこそ、まずは行動して欲しいですね。行動したら何か変わるかもしれない。私自身、ITの企業に興味があったわけではなかったですが、飛び込んで行動してみて、環境を変えたことで、新たな発見や出会いを得ることができました。

グローバルコミュニケーション学科で英語力を身につけ、インターンシップも経験し、自分の就職についても今後しっかり考えていきたいという掛谷さん。エンターテイメント業界や企画・広報の職種にも興味があるとのことで、ぜひ文教もプロデュースしてもらいたいものです。これからも頑張ってください!応援しています!

この記事を書いた人
入試広報課 西岡
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