「集え!志高き若人たち!」文教から平和を発信  ~平和部の紹介~

みなさん、こんにちは!
今年度、サークルから“部”活動に昇格された広島文教大学平和部について、学生サポート課の田中がレポートします!

・広島文教大学「平和部」について(教育学科4年 庄野 愛梨さんより)

広島文教大学には、平和について考えたり、ヒロシマや戦争について学んだりするサークルがなかったため、平和サークルが立ち上げられました。

昨年度までは卒業生の方とのご縁があり、広島で修学旅行生たちにガイドをしているPCVという団体とフィールドワークを実施しました。他にも教師学生交流会に参加したり、修学旅行生のガイドのお手伝いや証言会にも参加しました。

みんなで集まって活動することもありますが、各部員が自分たちでできる平和を見つけながら活動しています。広島市が養成している被爆体験伝承者になった部員もおり、今年度はインプットとアウトプットを大切にし、活動しています!引き続き、興味のある方の入部を待っています!

 

・今年度初のフィールドワーク(学生サポート課 田中)

6月2日に実施された「平和学習~似島フィールドワーク~」に同行しました。

当日は似島歴史ボランティアガイドの会のスタッフによる平和学習に参加。

学校では教えてくれない内容がたくさんあり、20年近く広島で生活していますが、新しい発見の多いフィールドワークとなりました。

 

・平和部部長にインタビュー(教育学科2年 藤本 萌さん)

■平和部に入部した理由を教えてください。

 中学3年時にwe are the worldの動画を見て、自分のあたりまえは他の人のあたりまえではないということを実感し、こどもたちが当たり前に笑える世界を作りたいと思い、平和に興味を持った。広島に進学することになり、広島で過ごすならば平和について学びたいと思い、入部しました。

 

■今年度部長になった経緯と今後の抱負を聞かせてください。

私は現在2年生なのですが、先輩方が部長に就くことが難しいということもあって、ぜひ自分がやらせてほしいと立候補しました。これまで、部全体として学外での活動がなかったので、今年度はよりアクティブに活動しながら、平和に関する知識等をインプットしていき、将来的には部員一人ひとりがしっかりとアウトプットできるようになれたらと思っています。

 

■県外出身とお聞きしましたが、広島の平和活動についてどのように感じていますか。

 私は島根県出身で平和学習は小学校6年時の修学旅行のみで、遠い存在でした。また、地元で生活している時は、平和への実現に対してネガティブな考えもありました。しかし、広島に来ると平和への取組が盛んに行われていることを目の当たりにし、行動を起こすことで平和への実現は近づいてくるのではないかと思えるようになりました。

 

■広島で学んだことや感じたことをどのように世界へ向けて発信していきたいですか。

 まずは、部員各々が考えていることを部内でディスカッションして、平和に対する理解を深めていきたいと思っています。また、今回のフィールドワークでガイドの方が言っていた「対象によって伝える内容や伝え方が変わってくる」という言葉もあったように、私たちの想いや考えが一方通行にならないよう、相手の状況や考え方を理解した上で、いろいろな人に平和への想いを発信していければと考えています。そして、それぞれの想いを共有し合えるようにできたらと思います。

 

■最後に今回のフィールドワークの感想を聞かせてください。

 平和部も今年度新入部員が増え、その部員も今回参加してくれました。また、今回はサッカー部の皆さんも参加し、中には平和にあまり関心がない人もいたかと思います。しかし、聞いた話を発展させて会話している姿や、熱心にメモを取っている姿を見ることができ、実施してよかったと思いました。今後は各部員がやってみたい内容を実現できるようにしていきたいです。

 

高校生へ向けて熱い想いも語ってくれました

 私は高校卒業後に美容業界について学んでいました。もちろん、それも自分自身のやりたいことでしたし、この広島文教大学で教育や平和について学ぶことも今やりたいことです。その時々でやりたいと思ったことが本当にやりたいことだと思うので、やりたいと思ったタイミングで思い切ってチャレンジしてほしいなと思います。

ぜひ平和部に入って、一緒にチャレンジしましょう!

 

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記事作成:2024年‎7‎月11日‎

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